14/03/07 19:01

平成26年第2回生坂村議会定例会の開会の挨拶

皆さんおはようございます。平成26年第2回議会3月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
二十四節気の啓蟄が過ぎましたが、今週は寒い日が続き、春の訪れが待ち遠しい今日この頃でございます。
議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り、誠にありがとうございます。日頃はご指導・ご鞭撻をいただいて感謝申し上げる次第でございます。

 先程議長さんからもお言葉がございましたが、先月2月の2度の記録的な大雪に際しまして、除雪、高齢者世帯の見守りなど、村民の皆さんにはそれぞれにご対応していただきましたことに感謝を申し上げます。また、今回の雪害により、農業用パイプハウスなどの被害に遭われた皆さんにお見舞いを申し上げます。現在、国・県の補助に併せ、村としても被害農業者の皆さんに、復旧のために補助してまいりたいと考えております。それぞれに復旧作業は大変ですが、早めの復旧を願う次第でございます。


△ 定例会ごとに全員で村民憲章の唱和をしております。 

それでは、3月定例会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありまして、来年度に対する施政方針について、村民の皆さんにもお聞きいただき、引き続き村政運営にご理解とご協力をお願いする次第でございます。
 
さて、来年度の国の予算編成では、経済成長に資する施策の重点化や持続可能な社会保障制度の確立のための改革が掲げられており、地方財政対策では社会保障の充実分等を含め、地方税、地方交付税等の地方の一般財源の確保を図ることとしております。また、消費税率の引き上げにあっては、地方への社会保障施策の充実が求められており、当村に於いても「福祉の村づくり事業」や「子育て支援事業」等の社会保障施策は引き続き、重点事業として捉え、取り組んでまいります。
 
平成26年度の当村の当初予算編成にあたりましては、事務事業評価による事業の見直しや経費の節減合理化を図りながら、社会保障施策をはじめ、幅広い分野からの施策により地域の活性化対策を推進する方針といたしました。
 
よって、来年度も「福祉の村づくり事業」、「子育て支援事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」の4つの重点事業を柱として、これまでの事業を引き継ぎ推進するとともに、新規事業や事業の拡充などを行いまして、最大限の効果が発揮できるように努めてまいります。


△ 私が三月定例議会の冒頭の挨拶をしています。

一般会計の歳入の地方交付税では、国の経済対策や社会保障施策の充実による財政措置等が見込まれているものの、当村の公債費の大幅な減額要因等から前年度と同額ベースでの収入見込みとなりました。また村税は、3,960千円の減収見込みとなっており、地方税や地方交付税、税交付金による村の一般財源総額も減収見込みとなっております。村債は、過疎対策事業債のうちハード分で、継続事業の村道改良事業をはじめ、新規事業の定住促進住宅の整備等、5つの事業を計上しており、83,600千円の発行を予定しています。また、ソフト事業は、限度額の35,000千円を計上し、臨時財政対策債を含む、村債の総額は、178,600千円で、前年度比53,200千円の増となりました。基金の繰入金は、109,333千円で、前年度より32,564千円の増となっております。
歳出では、「いくさか大好き隊及び集落支援員事業」で、支援員の区長委嘱や大好き隊員の増員による事業の拡充を図ることとしています。また、新規事業では「福祉の村づくり事業」で高齢者緊急通報装置設置事業、「子育て支援事業」では妊産婦新生児助産師訪問、ブックスタート事業等を予定している他、「産業振興事業」では、中山間地域総合整備事業実施計画の策定や薪ステーション運営事業等を計上しました。国の事業関係では、番号制度のシステム改修や臨時福祉給付金等の事業に対応した予算を計上しております。
投資的事業は、社会資本整備総合交付金による村道改良事業61,800千円や村単道路工事10,000千円の事業の他、来年度新たに定住促進住宅の整備を51,737千円により計画しています。
一般会計の予算総額は1,752,000千円で、前年度比で104,000千円の6.3%増となりました。また、特別会計は7つの会計でほぼ今年度と同程度の予算編成を実施しました。
それでは、重点事業の一つ「福祉の村づくり事業」では、来年度から健康福祉課に保健師を1名増やし、3名体制になりますので、引き続き積極的に保健指導に力を入れていただき、当村の医療費の抑制につながるように努めてまいります。
国民健康保険特別会計の3月補正では、13,000千円ほど基金へ積み立てられ、総額が51,000千円ほどの見込みになりました。しかし、年々被保険者数が減少し、税額算定基準の課税所得額と固定資産税額も減少している状況であり、来年度も3,261千円の減を見込んでおります。しかし、歳出の保険給付費は12,783千円の増額を見込むなど医療費の支払額は増加傾向にございます。こういう現状ですし、もし病気が重篤化した方が増えますと、直ぐに支払額に不足が生じて、基金を取り崩して対応していかなければなりませんので、今後も国保税の値上げが危惧されるところでございます。
また、高齢者となっても住み続けられることのできる地域づくりと生活支援サービスを目指して、第5期介護保険事業を実施しております。介護保険料は、1号被保険者の保険料基準額で月3,680円と県下で2番目に安い介護保険料になっていますが、今年度は、補正を計上するなどして、施設介護費が大幅に伸びております。このまま施設介護費が増えていけば、第6期の介護保険料の値上げにつながると心配しているところでございます。
やはりそれらの対応には、引き続き元気塾、お達者教室、健康応援隊などで介護予防や健康維持に努めていただくことだと考えております。
社会福祉協議会が新体制の基、介護認定者に合わせた介護サービスを、デイサービスセンター「かしわ荘」と地域密着型デイサービスセンター「はるかぜ」の両施設で、安心して介護が受けられる体制を維持していただきたいと考えております。
また、社会福祉法人としてより一層、介護サービス、高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の運営、軽度生活支援、配食サービス、居宅介護支援、福祉有償運送サービス等の充実強化に努めていただきたいと考える次第でございます。
そして、「走れいくりん健康体操」を広げて、村民の皆さんに健康管理の意識を高めていただき健康維持に努めていただきますとともに、積極的な保健指導の実施と健康管理のため、特定健診・特定保健指導の受診の啓発普及に努めてまいります。
また、後任の高齢者見守り隊に加え、高齢者緊急通報装置設置事業を新規に始め、高齢者が住み慣れた地域で、安全で安心して暮らしていける村を目指します。
それらによりまして、健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者の生活の安定に努めるために、引き続き「福祉の村づくり事業」を重点事業として取り組んでまいります。
 次に、「子育て支援事業」としましては、水道料金の軽減と3歳児以上の保育料の半額を交付いたします「健やかに産み育む子育て支援金」と、村単福祉医療費の18歳までの無料化、インフルエンザ予防接種など各種ワクチンの接種の全額助成も18歳まで実施してまいります
 
そして、出産祝金を拡充したせいか分かりませんが、今年度は新生児が20名近く誕生する予定だと聞いておりますので、来年度から妊産婦新生児助産師訪問を行うことで、安心して出産・育児が出来るように相談等の対応をさせていただきたいと考えております。
 
児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」では、来年度も司書を2名配置して、ブックスタート事業を始めることにより、幼児期からもっと本に親しんでいけるように努めてまいります。また、児童館の指導員を兼ねますので、学習支援員、コーディネーターと多くのボランティアの皆さんのご協力をいただき、さらに松本大学との域学連携も進める中で、子ども達が児童館で勉強や遊びができる環境づくりや、楽しみながら打ち込める教室や企画も実施してまいります。
 
お陰様で図書室の利用は伸びていまして、引き続き施設運営の充実に努めてまいりますので、村民の皆さんにもより一層のご利用をお願いする次第でございます。
 
以上の子育て支援事業により、安心して健やかに産み育てられ、次代を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりになればと考えているところでございます。
次に「産業振興事業」としましては、今年度も全10区に出向き、農業懇談会を2回ずつ実施しまして、全村的と各地区の現状を踏まえ、「人・農地プラン」を加味した中で「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で検討協議をした内容で、各地区で来年度は徐々に具体的な取り組みを進めていただきたいと考えております。
また、先月28日に生坂村農業再生協議会を開催させていただき、農業・農村政策の4つの改革、「農地中間管理機構の創設」、「経営所得安定対策の見直し」、「水田フル活用と米政策の見直し」、「日本型直接支払制度の創設」について説明をさせていただきましたが、まだ分からない点もありますので、振興課に問い合わせをいただくようお願いしました。
さらに今までの「農地・水保全管理支払」は「資源向上支払」に組み替えられ、併せて「農地維持支払」が創設されまして、各地区の水路・農道の基礎的保全活動等々の共同作業が対象になりますので、この事業の説明会を開催して、多くの地区や水利組合等で取り組んでいただきたいと考えております。そして、特産品開発部では、大豆、小麦などの村内産農産物の有効活用を図り、広く村外へも販売していただくなど「かあさん家」を健全経営して、雇用確保の点でも貢献していただいていると感じております。そして「農業振興施設」では、どぶろく「腹の神」やハチク製品や新製品の開発製造施設として、6次産業化の取り組みも進めていただいております。
今年度から進めています「薪ステーション運営事業」は来年度から実施して、里山整備と地域経済の活性化を図りますとともに、村内商工業者に対しましては、商工会への経営指導の補助、生坂マル得商品券の発行補助と個人住宅リフォーム補助も実施して商工業者の育成を行ってまいります。
以上の農業、商工業の施策による「産業振興事業」で当村の経済の活性化を目指したいと考えております。
次ぎに「地域活性化対策等事業」としましては、下生野区に新築2棟と中古住宅1棟購入による定住促進住宅の整備と、集落支援員として区長さんが兼務していただく事や、やまなみ荘を拠点として観光業務のためのいくさか大好き隊の増員に併せ、高齢者見守り業務、農業支援業務も引き続き行ってまいります。
 また、今年度からのいくさか大好き隊員6名は、環境保全・農地保全等の作業、地区の行事・会合・伝統文化の継承、村のイベントや情報発信のお手伝い等の支援を「地区担当職員」と連携をして、村の活性化につなげていくために、引き続き活動してまいります。
また、来年度もさらなる協働による村づくりを推進するための「絆づくり支援金事業」や、域学連携として松本大学と連携した地域づくりも進めてまいります。
村道改良事業は、今年度の大雪の影響等で遅れていますが、来年度は村道1級1号線の草尾高鼻地区の改良工事に着手しますし、20年以上経過した消防車両の2台更新や地域防災計画の策定など、安全安心な生活と地区・村の活性化に努めてまいります。
以上の4つの重点事業をそれぞれに実施することで、それによる相乗効果を引き出し、第5次総合計画の課題解決や方向付けをしてまいりたいと考えているところでございます。

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14/02/04 22:25

平成26年第1回生坂村議会臨時会の開会の挨拶



それでは、平成26年第1回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
今日は立春でして、ここ数日は暖かい日が続きましたが、今日からは寒冷前線が南下して寒い日が続く予報であり、春の訪れはまだ先になると感じる今日この頃であります。
議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申し上げる次第でございます。
さて、本日午前中より新年度の当初予算査定を始めました。定例の課長会議や12月に行った予算編成打合せ会議に於いて、第5次総合計画の課題が多くある中で、最重要課題であります人口維持の対策について、職員各位に知恵を出し工夫をして、新年度の事業や予算を提案するように指示させていただき、査定で検討をすることになっております。
13日迄毎日査定を行っていきますが、継続の事業に加えて新規事業の提案を査定して、3月定例議会に上程させていただきますのでよろしくお願いいたします。
そして、国の平成26年度地方財政対策につきましては、一般財源総額について、今年度の水準を相当程度上回る60兆4,000億円で、6,000億円の増額を確保した中で、臨時財政対策債6,000億円が減額されており、社会保障の充実分等の地方負担額3,500億円が含まれての増額は評価できるところであります。また将来、臨時財政対策債を減額していき、地方財政の安定化を図っていけるかが課題であるとも考えております。
また、リーマンショック後からの歳出特別枠は前年度水準を確保し、交付税の別枠加算は、一部縮小しつつも必要な額を確保することが出来ました。しかし、27年度は景気の動向によって廃止になる可能性もあり、来年度の要請活動も大事であると考えているところでございます。
 そして、緊急防災・減災事業、地域の元気創造事業等がございますので、各部署で当村に必要な交付金事業がありましたら、申請をして有効活用をしていきたいと考えているところであります。
1月15日で今年度2回目の10区に出向いての農業懇談会が終了しました。議員各位にも地元の区にご出席いただき感謝を申し上げます。
2回目ですので事務局サイドで説明をさせていただき、1回目より具体的に各区の課題に沿って、営農組織の育成、推奨作物の栽培対応、野生獣の侵入防止柵の設置、中山間地域総合整備事業で計画しております圃場整備や用水施設の更新などを提案させていただきました。
そして、その10区の農業懇談会の結果を生坂農業未来創りプロジェクト会議で検証しまして、さらに来年度に向けて各区や団体、グループ等で取り組んでいただきたい内容を提案するように進めているところであります。
今後も、村民の皆さんとの対話を重視し、村民主役の村政運営に努めてまいりますので、引き続き議員各位にもご支援とご協力をお願いする次第でございます。
それでは、今議会臨時会に上程をさせていただきました議案は、条例案2件であります。
議案第1号 生坂村廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、一般廃棄物(多量なゴミ・し尿・雑排水・汚泥)処理手数料、収集、運搬及び処分について消費税を課税するもので、消費税率の改正に伴い5%を8%に改正する条例案であります。
議案第2号 生坂村営水道条例の一部を改正する条例案
この議案は、現在の水道料金には内税で5%の消費税が含まれているため、消費税率の改正に伴い5%を8%に改正する条例案と、各種手数料に関する料金にも消費税が課税されているため、5%を8%に改正する条例案であります。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。

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14/02/04 22:23

平成26年第1回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶



それでは、平成26年第1回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
本日上程しました議案を慎重にご審議いただき、原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
先月20日に議長さんをお願いし、県の「地域発 元気づくり支援金」を申請する事業の査定を行いました。
今年度は、団体申請4件、村申請4件の計8件で今年度と同じ事業数です。村、地域の活性化・課題解決等にそれぞれ必要な事業でありますので、全事業を採択していただくために、細部の調整を各団体、各部署で行い、松本地方事務所のヒアリングに備えているところであります。
これらの事業に因りましても、多くの村民の皆さんが、知恵と元気を出して、生きがいを感じ、協働による村づくりにつながります取組を、来年度も引き続きお願いしてまいりたいと考えております。
今後も、議員各位と各課題に対しまして検討協議をお願いしながら、生坂村、村民の皆さんのために村政運営を行ってまいりますので、議員各位には健康にご留意をされ、ご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。
本日はありがとうございました。

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14/01/01 13:39

中澤議長の新年のご挨拶



明けましておめでとうございます。
生坂村議会を代表して謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新春を迎え皆様には、それぞれの抱負を胸に、新年をお迎えになられたことと存じます。 
また日頃は村議会に対しご理解とご協力を賜り心より感謝を申し上げます。
さて、昨年を振り返ってみますと、5月13日より新たな議会の任期が始まりました。
4月の村議会議員選挙は、3期連続の無投票選挙となり、私たちに課せられた責任はさらに重いと感じております。
議員構成も60歳から70歳代となり、職業も様々で、それだけに幅広い意見や考えなど聞くことができ、議会の活性化に繋がったと思っております。
一方、昨年の国政選挙でねじれが解消され、多くの方は景気の回復を期待されたと思いますが、依然として都市と地方の格差が大きく、地方では中々景気回復の実感がありませんでした。
 しかし、昨年は2020年のオリンピックが東京に決まりました。
 安倍総理大臣は決定の時「みんなで頑張れば夢は叶うこと、みんなで実感できたのかなぁ〜」としみじみ言われました。
 また、富士山が「世界遺産」に、日本の「和食」が世界の「無形文化財」に指定されたこと、楽天の優勝などが低迷している経済の活性化にも大きく繋がると思います。
今年の干支は「馬」、馬は華やかな生活を追うと言われます、運勢は飛ぶ鳥を落とすと言われ、金回りが良いそうです。
「馬」にあやかって日本経済が上昇することを願うところです。
地方自治体は、長引く景気の低迷や、人口減少、少子高齢化社会の到来など様々な課題を抱えており大変難しい時代となっております。しかし私たち村政にかかわる者として10年、20年後を見据えた村づくりを考え、日々の暮らしに安心と豊かさを実感できる社会を実現しなければなりません。
また、国が抱える社会保障、原発、エネルギー問題など、即、私たち地方自治体にも影響を及ぼしかねない課題が山積しております。
しかし何と言っても政治の原点は、すべての国民が幸福で満足出来る生活環境を作ることだと考えています。
村議会といたしましても、議員一丸となって「より良い村づくり」のために皆様のご意見をお聞きして、共に考え、政策に反映して参りますので、更なるご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
この一年が皆様方にとって輝かしい年になることを、ご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

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14/01/01 13:37

新年のご挨拶



  新年あけましておめでとうございます。
輝かしい平成26年の新春を、おすこやかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
日頃、村民の皆さんには、村政運営にご理解とご協力を賜り、村民の皆さんとの協働による村づくりをさらに進めるために、それぞれのお立場でご支援、ご尽力を賜っていますことに心より感謝を申し上げる次第でございます。
さて政府は、先月24日に来年度予算案の一般会計総額を、過去最大の95兆円8,823億円で閣議決定されました。
歳出では、「社会保障費」が消費税率の引き上げに伴って待機児童対策などの充実を図ることや高齢化による自然増などから、今年度の当初予算と比べて1兆3,951億円増え、30兆5,175億円を計上しました。
また、公共事業費は、5兆9,685億円と微増にとどまりましたが、12日に閣議決定しました5兆5,000億円規模の今年度補正予算案に、約1兆円の公共事業費が盛り込まれていますので、今年度当初予算に比べますと1兆2,000億円程度の上積み額に達しました。
また、地方行財政については、リーマンショック以降、地方交付税におよそ1兆円以上を上乗せしてきた「別枠加算」が4割削減され、交付税総額は1,769億円減る一方で、景気回復や消費税増税で地方税収は1兆4,046億円となる見通しも示されました。また、交付税配分額の決定をめぐっては、当村の様に国の要請に基づき職員給与を引き下げた取り組み状況も反映されることになりました。
そして、当村は先月20日に平成26年度の予算編成会議を行いました。来年度の予算編成では、引き続き様々な課題解決に向けて、職員も知恵を出し創意工夫をして、真に必要とされる事業へ限られた財源を効果的に配分しなければと考えております。
また、引き続き経費の節減と合理化に努めながら、村民の皆さんのニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な予算配分に努めてまいります。
それでは、昨年を振り返りますと、重点事業の一つ「福祉の村づくり事業」では、社会福祉協議会のあり方検討委員会から答申をいただき、その内容に沿って6月から会長さんを学識経験者の平林敏生さんにお願いし、会長さんを中心に理事の皆さんで、生坂村の福祉の充実、社協の体制の見直しなどについて検討協議を進めていただいております。
そして、社会福祉法人として、社会福祉協議会の指定管理の基、デイサービスセンター「かしわ荘」と地域密着型デイサービスセンター「はるかぜ」の両施設で、介護認定者に合わせた介護サービス、元気塾、お達者教室などで介護予防や健康維持に努めていただいています通所・訪問介護事業、高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の運営、利用者が増えています配食サービス、また、家庭介護用品支給事業、軽度生活支援、福祉有償運送サービスなどの充実強化をお願いする次第でございます。
いくさか敬老の日は、希望者には米寿のお祝いを会場でさせていただくなど、高齢者のご要望を反映しながら行い、180名ほどの皆さんにご参加をいただき、久しぶりにお会いされた方もいて、賑やかに会話が弾み、盛大に開催できました。今年も皆さんに喜んでいただき、出席されることが張り合いになりますような「いくさか敬老の日」を開催したいと考えているところでございます。
そして、今年度から国民健康保険の事務を住民課から健康福祉課に移行して、事務職を1名増やし、保健師2名は、積極的に保健指導の実施と健康管理のため、訪問指導、介護予防事業等に力を入れております。また、健康応援隊などで「走れいくりん健康体操」を啓発し、健康管理の意識の高揚を図り、健康維持に努めていただいていますとともに、今年度から後期高齢者の皆さんにも人間ドックの補助を行いまして、さらに特定健診・特定保健指導の受診の啓発普及に努めております。
そして、医療体制の充実による健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者が住み慣れた地域で、安全で安心して暮らしていける生坂村で有り続けるために、引き続き「福祉の村づくり事業」を重点事業として取り組んでおります。
次に、「子育て支援事業」としましては、今年度から水道料金を改定し全村統一しましたが、「健やかに産み育む子育て支援金」は、18歳までのご家庭の水道超過料金を1㎥あたり50円の補助としまして、3歳以上児の保育料の半額補助と、村単福祉医療費の18歳まで無料化、「犀龍小太郎助成事業」として妊婦健診等の助成に加え、インフルエンザ予防接種など各種ワクチンの接種の全額助成も18歳まで実施しております
また、出産祝金を第1子50,000円、第2子100,000円、第3子以降200,000円とし、入学祝金として、小学校入学時に30,000円、中学校・高校入学時に10,000円を児童生徒の保護者に対し支給しており、少子化対策になりますよう願っているところでございます。
児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」では、司書を2名配置し図書室の充実と、児童館の指導員・公民館主事を兼ねていますので、学習支援員、コーディネーターと多くのボランティアの皆さんのご協力をいただき、さらに松本大学との域学連携による公民館事業でも、子ども達が児童館等で勉強や遊びができる環境づくりや、楽しみながら打ち込める教室や企画に取り組んでおり、今後も施設運営の充実強化に努めてまいりますので、村民の皆さんにもより一層のご利用をお願いする次第でございます。
小・中学校の各学年の教室・保健室・職員室等へのエアコン設置と小学校のグラウンドの改修、そして、エアコン設置に伴い電気料を賄うため、自然エネルギーの太陽光発電設備の設置事業等を総事業費1億円弱で実施しました。
 エアコン設置とグラウンドの改修は、夏休み中に完了し、太陽光発電設備の設置工事は、小・中学校とも、約20Kwの電力を発電し、土日休みや長期休暇もありますので、売電もすることになっています。また、小・中学校とも避難所に指定していますので、非常時には太陽光で発電した電気を使える装置も備え付けました。
夏休みの後の授業は、快適な教室で勉強ができたということであり、9月に行われた運動会に向けての練習も、水はけの良いグラウンドではかどった聞き、子ども達のために良い事業を実施できたと感じております。
以上の子育て支援事業により、安心して健やかに産み育てられ、将来を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりになればと考えているところでございます。
次に「産業振興事業」としましては、昨年早々に、全10区に出向き、農業懇談会を2回ずつ開催しまして、全村的と各地区の現状を踏まえ、「人・農地プラン」を策定しました。
また、今年度も2回ずつの農業懇談会を開催し、昨年は4回も農業懇談会を開催させていただき、生坂村の農業振興・農地保全・農業施策の方向性・推奨栽培の農作物、農業の各課題の解決策等々について、村民の皆さんとしっかりとお話し合いができました。
そして、農業懇談会、地区要望、現地調査等で把握をしました、村内一円の農業用用排水施設整備などの農業基盤整備や農業集落道整備などの農村生活環境整備等が総合的に行える、「県営中山間地域総合整備事業」を平成27年度から着手できるように、今年度は農業振興基本計画を作成しまして、県の審査会に申請しているところでございます。
それにより、農業従事者の高齢化、担い手不足、不在地主の農地、有害鳥獣対策等の課題に対して、経営体となる農業者や営農組織の育成、農地の集約化、若い就農者が生活できる農業の構築を目指し、生坂農業未来創りプロジェクト会議で協議を進めているところでございます。
そして特産品開発部では、大豆、小麦などの村内産農産物の有効活用を図り、広く村外へも販売していただくなど「かあさん家」を健全経営して、雇用確保の点でも貢献していただいていると感じております。この様に6次産業化の取り組みによる経営の複合化、特産品開発などを進め、さらに健全運営に努めているところでございます。
「男・女村活性化対策」は、村おこしで活躍していただいています「暮らしを楽しむセミナー」として、「おじさま倶楽部」「女・人輝きくらぶ」「ハチクの会」等の活動でグループ育成の成果が出てきております。「おじさま倶楽部」は、長野県が約10年かけて開発した「信州ひすいそば」を栽培し、「新そばを味わう会」で初披露をしていただくなど、多岐に渡って活動していただき、村の活性化に大変貢献していただいております。
「女・人輝きくらぶ」では、「第23回信州の味コンクール」に出品された「筍寿司の素」が、最優秀賞の知事賞を受賞し、今後販売していくとのことであります。
「お父さん頑張る会」は、農業公社の豆腐や味噌などの原料になる大豆を1町5反も栽培されるなど、大変多くのグループの皆さんが、村づくり、村の活性化、環境保全等々のご活動をされているところでして、それぞれの立場でのご活動で、村政運営に参画されている割合は日本の自治体の中でトップクラスであると、心から感謝と敬意を表するところでございます。
生坂マル得商品券は、商工会主催の商工感謝祭を開催し、購入者には抽選により賞品を贈るなどの付加価値を加えたこともあり、完売する日数が早くなり、定着して来たと感じております。また、個人住宅リフォーム補助と家庭用の太陽光発電施設とエネファームの設置補助のための、生坂村地球温暖化防止対策設備設置費補助により、商工業者の育成と経済の活性化に取り組んでおります。
以上の農業、商工業の施策による「産業振興事業」で当村の経済の活性化を目指したいと考えております。
次ぎに「地域活性化対策等事業」としましては、今年度から「いくさか大好き隊員」として、南部、中部、北部にそれぞれ2名ずつを基本とし、農地保全・環境保全等の作業、地区の行事・伝統芸能の継承・情報発信等の支援を「地区担当職員」と連携して活動し、地区の活性化から村の活性化につなげていくために大いに活動しており、各地区に喜ばれていると感じております。
また、自助・共助・公助を基本とし、村民の皆さんと行政が対等な関係と信頼関係で結ばれ、さらなる協働による村づくりを推進するための「絆づくり支援金」は、選定の結果、8事業、総事業費1,713千円で、特産品推進事業、歴史伝承事業、環境整備事業、神社改修事業、村の立体地図の作製、景観を守る事業と多岐に亘り、各地区や団体・グループで協働による活動を行っていただいております。
そして、村道1級1号線の改良工事は大日向北平地区の改築工事が1月末頃で完了予定でして、今年度、草尾高鼻地区の改良にも着手し、安全で安心な道路の整備にも努めてまいります。
上下水道の料金につきましては、昨年4月から上下水道使用料の改定をお願いいたしました。明科から給水している地域の水道料金は、超過料金を半額にし、北部簡水の基本料金は200円の値上げをお願いし、村内の料金を統一させていただきました。また、農業集落排水につきましては、維持管理費が大変掛かっていますので、月300円ずつ値上げをさせていただき、それぞれにご理解をいただいて実施をさせていただきました。
そして、中村団地の若者定住促進住宅は、昨年2棟の建築が完了し、これで当初予定の5棟が完成いたしました。今後も若者定住対策を講じてまいりたいと考えているところでございます。
以上の4つの重点事業の相乗効果によりまして、第5次総合計画の大きな課題であります人口維持につなげていかなければと痛切に考えているところでございます。
県の「地域発 元気づくり支援金事業」は、村名申請の6件、団体申請3件を合わせて9件で12,228千円の支援金を頂戴でき、事業を進めております。
村名事業は、地域の農産物をフード乾燥して料理研究や加工品開発を行う事業。自宅の安全について見直し、地域全体で考え防災力を高めていく事業。「はしれ、いくりん健康体操」を提供実施しするとともに、健康運動指導士による体力測定を行い筋力向上のプログラムを提供するなどの健康づくり。生坂農業塾の開催や営農組合を活性化するための支援策の生坂農業未来づくり事業。凍結防止剤収納ボックスについて、県産材を利用加工し組み立てる「すべらんBOX設置事業」。山菜を真空パック詰め特産品として付加価値をつける事業であります。
また、団体事業として、荒廃農地を利活用した平種なし柿を植栽し、柿園の造成と乾燥施設を設置し、安定したころ柿の出荷を目指す取組。農道整備として舗装と農道脇に花桃等の栽培をして環境整備をする事業。生坂産の大豆を利用して、豆腐や味噌の増産を図るために、定量充填機を購入して作業の効率化により商品のブランド化を図る取組であります。
これらは、各地区の皆さん、各部署からの要望、課題になるべく対応するために実施しております。それぞれ関係の皆さんが協働により行うことを趣旨とした元気づくり支援金事業であり、その目的に添って実施する事により村の活性化になっていると考えております。また、現在来年度の元気づくり支援金の取り組みを募集しておりますので、地区担当職員や担当部署等にご相談いただければとお願いする次第でございます。
村営バス「いくりん」につきましては、今年度は「地域公共交通確保維持事業」により、犀川線と周回デマンドバスを「地域内フィーダー系統」として位置付け、永続的に維持していくこととして進めていますが、市町村ごとに算定される国庫補助上限想定額が決められており、年々減額されているところですが、特別交付税で8割の補填がありますので運行できている状況であります。
また利用者の皆さんのご意見、ご要望をなるべく反映し、明科駅でのJRとあづみんの接続を考慮してダイヤ改正させていただき実施してまいりました。村民の生活の足の確保と利便性の向上、効率的な運行による財政負担の軽減など、持続可能な運行形態の構築を目指して、引き続き村営バスの運行を進めてまいりますので、村民の皆さんのご利用をよろしくお願いいたします。
やまなみ荘につきましては、昨年の春に「平成24年度グリーンニューディール基金」の30,000千円程と過疎債で工事を実施しました「やまなみ荘の太陽光発電設備事業」と12月定例会でお認めいただきました「本館部分の照明関係のLED化により、電気料の削減と水道料金の値下げにより、ランニングコストの軽減に努めております。また、中型バスを1台新車に更新でき、今月から社協に貸し出していた10人乗りをやまなみ荘に駐車しておき、なるべく南北1台ずつでお客様の送迎するために活用してまいります。
従業員、パートが総勢20数名働いておりまして、雇用の場となっていますし、しあわせingサークルの皆さんが寄贈していただいた立体地図などの各種展示をしながら、今年も地元食材を使った季節を感じるお料理、様々な企画などを提供させていただき、おもてなしの心を大切に頑張ってまいりますので、変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
昨年11月17日に村内の5区で「土砂災害を想定した避難訓練」を実施しました。この取り組みは、長野県建設部砂防課、群馬大学大学院広域首都圏防災研究センター等のご指導とご支援をいただき、6月6日に群馬大学の片田教授をお招きして、「想定を超える災害にどう備えるか」という演題で地域防災のあり方についてご講演をいただき始まりました。
 村内の10区の内5区を選定させていただき、区長さんをはじめ区民の皆さんと地区担当職員、長野県、群馬大学等の皆さんで、「地域の土砂災害の危険箇所を知る」、「地域の避難方法を考える」、「防災マップの確認」、「避難訓練の事前打ち合わせ」として、4回の「生坂村の防災を考える住民懇談会」が行われ、実際に避難訓練を実施いたしました。
また、この取り組みをきっかけに残り5区にも広げていき、豪雨・土砂災害が発生したとしても、生坂村から一人の犠牲者も出さないために、普段からの取り組みや災害発生時の避難方法などについて、地区の実態に合った独自の仕組みを構築し、「災害に強い生坂村」の実現を目指していきたいと考えております。
そして今後も、第五次総合計画を根幹にして「過疎地域自立促進計画」「いくさか村づくり計画」を実施計画として整合性を持たせ、村民の皆さんのご理解とご協力をいただき、「やまなみに抱かれ、いつまでも楽しく暮らせる未来を創り出す村」という将来像の実現を目指してまいります。それには健全な行財政運営に努める事により、持続可能な行政を推進していき、計画の実現に邁進していかなければならないと考えております。村民の皆さんが見える規模の基礎的自治体であり、村民の皆さんとの対話を重視し、村民の目線で考え、村民の立場になって行動し、楽しく暮らせる未来を創り出す村づくりと開かれた村政のための情報公開に努めていかなければと考えております。
第五次総合計画のキャッチフレーズであります「犀川の朝霧のように村民の希望が翔け昇る郷 いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、地域の絆を大切に、支え合い守り育てていこうという責任感を共有する中で、村民の英知を結集して、自信と希望を持って、安全で安心して住み続けられる生坂村にするために、今年も村民の皆さんのご理解とご協力を引き続きお願いする次第でございます。
結びに、生坂村の発展と村民の皆さんのご健勝、ご多幸をご祈念し、本年も、変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、村民の皆さんにとりまして、幸せ多い年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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